設計の休憩室

このブログは島正晃建築設計室の休憩室のお話です。
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2009年11月18日

イルミネーション

11月も半ばが過ぎ、街の中は本格的なクリスマスモードに突入と
言う感じがしますね・・・。

20091118_01.jpg

街を歩けば写真のようなイルミネーションが目に付き、建築物は
ライトアップされて華やかさを演出しているのを見ると、第一次オ
イルショックの時のような電力需要の抑制の声はどこに行ったのや
ら、不景気と言う声とは裏腹に町の華やかさは増すばかりと言うの
が実感です。

幾ら省エネが発達したとは言え各自に電力は消費されている訳で、
電力発電が画期的に変化した訳では無いので、問題が先送りされて
いるのが本質と言う所だと思いますが、そんな想いとは裏腹に、こ
のような華やかな物に出会うと何となく気持が華やぐ自分が居るの
も事実で、なんとも複雑な季節には成りました。
posted by シマ at 11:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | エコロジー

2009年11月13日

燈臺(とうだい)

昨日、有楽町に出掛けた事を書きましたが、我が事務所から行くと
地下鉄駅から出た所が、関東地方ではよく当る事で有名な宝くじ売
り場が有る所なのですが、そこにこのような銅像が有ったを知ら無
かったのでカメラに収めて見ました。

20091113_01.jpg

この銅像の解説板によると、作者は北村西望(きたむらせいぼう)
と言う彫刻家で、題名は「燈臺(とうだい)」と言う事で、この作
品は昭和6年(1931)の帝国美術院第12回美術展覧会に出品され
た物を、昭和8年の関東大震災10周年の記念塔として設置された
と有りました。

この作者はその後に長崎の平和祈念像を制作したのだそうです。

しかし、この像の青年が兜を装って松明を捧げて獅子を従えた作品
が震災祈念に相応しいと言う事で設置されたのが、何となく理解で
きない私では有りました。
posted by シマ at 10:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年11月12日

規制と緩和

今日は今年の1月に国土交通省が建築士法に基いて告示を出した内
容の講習を受講するために都心の有楽町へと行って来た所です。

講習の内容はと言えば設計業務報酬の基準と工事監理のガイドライ
ンについてと言う事でした。業務報酬と言えば昔、建築家協会
(現在の建築家協会とは内容が違っている。)が独自の報酬基準と
言う物を定めていて、ある意味この基準が建築界の基準だった所も
有ってか、公正取引委員会から排除命令が出て、あえなく撃沈と言
う憂き目に遭って、それでは報酬の基準はどうするの?
となって建設省が告示と言う形で出していた物を、耐震偽装事件を
切っ掛けとして業務内容が変化しことに伴っての告示の見直しが図
られた為のものでした。

これって、何やら最近言われている、役人が行った人事はダメで、
大臣が行った人事は天下りでは無いと言った論理と何となく似通っ
ているような感じ!!
そんな目で見ると、お役人の言う事を聞いていれば間違いない。
なんて風潮に成るのかも?

いずれにしても規制と緩和との程よいバランスは誰が決めるのだろ
うかと言った、感想も有ったりしての講習会でした。
posted by シマ at 17:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律がからむ

2009年11月05日

断熱材の注意点

今年の3月に中国のCCTV火災は記憶に有ると思いますが、火災
の原因が報告された記事やブログが有り、断熱材の事が取り上げら
れていました。(結構時間が経っていますけれどもね。)

簡単に言えば建物の外装材はチタン亜鉛合金板なのですがその下の
断熱材が押出ポリスチレンは可燃性であるため外壁に花火が当り、
外壁が熱せらてその下の押出ポリスチレンが燃えて大火災になった
と言う事のようです。

わが国の住宅で外断熱の時に外断熱材が可燃性か難燃性かが問題視
されますが、現在良く見られるモダンデザイン調の外壁材として
アルミ材や鋼板材を使用した時には注意が必要だと言う事がこのよ
うな事を見ても判る事です。

そうかと言ってユリア(尿素)樹脂系を使用した場合には、これは
酸性なので取り付け方法に注意が必要と言う事で、”ノーマン・
フォスターが30年前にセンズベリー視覚芸術センターの外装アル
ミパネルにユリアフォームを用いて大失敗している。”と言われて
います。

いずれにしても外断熱に関しても注意点が様々に有るので、最適な
断熱材を選択する事が必要である事がこのような事からも判るので
す。

「北京超高層ビル火災報告書」
http://www.sotodan.com/blognews/2009/05/post_19.html
posted by シマ at 16:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計

2009年11月04日

空間の文法

以前このブログに何回か登場したINAX REPORTの企業情報誌は前回か
ら「建築家の往復書簡」と題された記事が始まっていて最初の書簡
は原広司と磯崎新、両氏の物で、その今回の書簡は少し興味深い物
でした。

20091104_01.jpg

それは,原氏の書簡では自身の建築の構想の原点として「数学」に
置いていると書かれていて、この考えは昨年の福武ホールで行われ
た「建築の際」と言うトークイベントで原氏がゲストの時には
「空間の際」と言うタイトルでしたがこの時の他のゲストの一人に
数学者の松本幸夫氏に5次元空間の事について細かく質問をしてい
たのを思い出したのです。

原 広司氏のテキストは難解なので、このような角度が違った所か
ら考えを窺い知れる事は、私にとって有り難い事では有ります。
posted by シマ at 18:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 設計周辺

2009年10月26日

レンタブル比

賃貸共同住宅や賃貸オフィスなど建築物を事業として考える時に
レンタブル比と言う言葉が出てきますがこれは、建物を貸す時に、
住居では、その住居占有部分、オフィスでは事務所専有部分を建物
の総面積で除した数字の事を言います。

このレンタブル比の数字が高い程、事業収支が良くなると考えられ
ている訳なので設計に際して重要視される項目なのですが、この分
母となる総面積の定義がクライアントによって違うのでA社では7
0%B社では75%と言う具合になったりしているのが現状です。
これはクライアントがこの建物を販売しようと考える時にはレンタ
ブル比を高い数字で出そうとする傾向に有るのは皆さんでも想像で
きる事ですね。

現代は何でも数字に置き換えて判断される事が多いために、この数
字が全体を支配し、感性に訴えかける部分の評価は下がり、結果と
して無味乾燥な建築物になっていると思う訳です。ヨーロッパに較
べて日本の高層建築物は薄っぺらい物だと言われているのはこんな
所に原因が有るのだと思っていますが、あなたはどのように思いま
すか?
posted by シマ at 17:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 設計のこと

2009年10月23日

住宅街散歩

休みの日などに散歩していると、職業柄彼方此方の住宅につい目が
行ってしまうのですが、そんな折気になる事が有ったりしますね。

20091023_01.jpg

20091023_02.jpg

この間も写真のコンクリート打ち放しの住宅を見ていて、
パラペット部分の経年変化と言うか汚れが何となく気になりました。
屋根が外壁より出ている納まりではその様な事は有りませんが、壁
が垂直のまま切り取られた格好のパラペットでは、その天端が内側
に傾斜していないと、雨が降った時に、天端の汚れと雨水の汚れが
一緒になって外壁にその汚れが伝わって残ってしまい、結果外壁が
汚れてしまうと言う訳です。

コンクリート打ち放しの場合、構造体がそのまま仕上がりですから
余程気を付けないと汚れが目立つ事になり折角の意匠が損なわれて
仕舞う訳です。そんな事が気になった住宅ですが、この住宅パラ
ペット部分の目地を境に汚れているので、そこまで計算した設計な
のだろうか・・・? そんな事も気になりますね。
posted by シマ at 15:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 世田谷散策

2009年10月22日

法改正意見

建築専門ウェブのケンプラッツの昨日の記事に政府が建築基準法の
改正論議をスタートさせたと言う記事が有り、いよいよ始まったと
いう感じです。

しかし、よく読むと今回の改正は(1)建築確認日数の短縮
(2)提出資料の簡素化(3)違反があった場合の厳罰化 がメイン
と言う事なので以前言われていたような単体規定に対する改正とは
ちょっと違うように思うのですが、こちらから意見を発信する機会
が一般社団法人 新・建築士制度普及協会を通して与えられている
ので、この機会ですから意見を述べるつもりではいます。

皆さんも何か意見があれば言っていた方が良いですよ。


一般社団法人 新・建築士制度普及協会ウェブサイト
http://www.icas.or.jp/index.php
posted by シマ at 18:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律がからむ

2009年10月21日

あかりの日

1年365日の夫々に何の日と命名されています。
そう言う訳で今日は建築に関係ある日で「あかりの日」です。

この日は照明学会と照明関係4団体(社団法人日本電球工業会、
社団法人日本照明器具工業会、社団法人日本電気協会)が1879年
10月21日、エジソンによって開発された実用的な白熱電球が40時間
点灯した日である事に因み、10月21日に決めたそうです。

我々は白熱電球を発明したのはエジソンと習いましたが、改めて調
べてみると、白熱電球を発明したのはイングランドのサー・ジョゼ
フ・ウィルスン・スワン(Sir Joseph Wilson Swan)と言う人で、
エジソンは日本の京都男山八幡付近の竹の繊維を炭化して作った
フィラメントを使用して長時間(1200時間)の点灯に成功したと言
うのが事実のようです。

まぁ、調べていると白熱電球が40時間(この時間は伝説になって
いるらしい)点灯したのは1879年10月22日でその時のフィラメント
は炭化した紙とかで10月21日に制定した根拠か何だか怪しく感
じられて来たので、それ以上は不問としましたが、その様な先人の
努力のお陰で現在が有り、その電球も低炭素社会を目指すために
LEDに取って代わられようとしている現在です。
posted by シマ at 07:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年10月20日

秋の夕日

今日の夕方は久しぶりに綺麗な空を見る事が出来ました。
秋の空と言えば「天高く」と言われように空が高く見えますが、実
際に天気現象が起こる対流圏の高さと言うか厚さは秋よりも夏の方
が高いそうですが、秋は空気が乾燥しているために細かい塵や埃が
少なくなる為に遠くまで見通せるからだとか。

余談ですがこの対流圏の外側のところが成層圏ですが、その対流圏
と成層圏との境を「対流圏界面」と言うそうです。

20091020_01.jpg

そんな秋の夕日を見ながら、夕日の好きな私は、夕日と共に過ごせ
る西側に大きく開く事が出来る住宅は結構好きです。
posted by シマ at 18:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
ご挨拶
:ここは島正晃建築設計室
の室長のブログです。
事務所内の休憩室で雑談
をしているような話を書
いていますので、暫く
お付き合い下さい。
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