世田谷の民家の玄関先には「カラス団扇」がついている家を見る事
がよく有りますが、これは府中の大国魂神社が毎年7月20日の
「すもも祭り」の時に頒布される団扇で、この団扇で扇ぐと、農作
物の害虫は駆除され、又病人は直ちに平癒し、玄関先に飾ると魔を
祓いその家に幸福が訪れると言う謂れが有るからです。


その起源は西暦807年の「古語拾遺」の神話から来ていて
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神代の昔、大地主神が田植えをなさる時に、早乙女や田夫らを労う
ために牛肉をご馳走した。 ところが御歳神の御子がそれをご覧に
なって家に帰ってそのことを御父にお告げになった。 御歳神は、
これをお聞きになり非常にご立腹なされて、田にイナゴを放ち、苗
の葉をことごとく 喰い枯らせてしまった。大地主神は大変に驚か
れて、何か神の崇りであろうといって卜者を呼んで 占わせてみた
ところが「これは御歳神の崇りであるから宜しく白猪、白馬、白鶏
を献じて お詫びするのがよろしい、されば怒りも解けるであろう」
とお告げがあったので、その通りに したところお怒りが解けたば
かりではなく、蝗の害を駆除する方法も、いろいろと教えて下され
た。 その方法の中に「烏扇をもって扇げ」とお教えなさったので
ある。
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(大国魂神社のサイトより抜粋)
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